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14年03月07日

結婚について考える

ねこはしる

うんと若いときは、結婚することが親を喜ばせることで、結婚しようと思わない自分は親不孝かもしれないと思ったことがなかったと言えばうそにはなるが、早いうちに親を亡くしたせいか、全く考えることはない日々を過ごしていた私が、先月ラウドでのれ組の交流会に参加して、今ここまで事情が変わっているのかと驚いてしまった。

 

テーマは「結婚について考える」であった。私は結婚と結婚式は分けて考えられないような古い時代に生まれたせいか、結婚と言えば、家族制度の根幹をなすもので嫁入りする・家に入るなど、そういう意味からもとても考えられないことだった。また私の田舎の結婚式当日に金襴緞子の花嫁衣装で隣近所を回って挨拶などしている姿を見て、恥ずかしさが先にたって自分には無理だなと思っていた。

 

交流会の話は結婚と言うよりは、結婚式の話が多かった。結婚について話が出なかったのは、まだまだこの日本では敷居が高く内容が伴う話が出来ないからかもしれない。ディズニーランドで結婚式を挙げたレズビアン・カップルの話から始まって、レズビアン・カップルで結婚式は挙げなかったが、結婚記念の写真を撮ったという実際の話も聞くことが出来た。写真を撮った理由の一つに、これから社会が変わっていき、事実婚として認められる日がくるかもしれない。その日のためにも証拠として撮ったと聞いて、なるほどしっかり考えているのだなあと思った。

 

結婚式をあげられると言うことは、少なくとも数人の友人や、両親にカムアウトでき、祝ってもらえる環境が出来ていると言うことで、とんでもなくすごいことなんだと思う。まだまだ、一般にそういうことが出来る状況にはほど遠いとは思うが、私のように夢にも考えもしなかったことを、今は実際に行っていると言うことに感慨もひとしおだ。

 

ちなみに、3月の交流会では、子どもを持つと言うことに話が進んだ。それは、レズビアン・カップルでカムアウトし、ディズニーランドで結婚式を挙げ、マスコミにも報道された東小雪さんと増原裕子さん共著の『レズビアン的結婚生活』(これはコミック)と『二人のママからきみたちへ』(子どもがほしい二人が子産みのために考えてること)の感想が話されたからだ。私もこの本(後者)を読んですごく感動した。

 

子どもを持つということの本質的な意味を二人で真剣に考えている。ここまで考えて、子どもを産み育てようとする人がどれだけいるだろうか。マイノリティー家族だからより多くの困難が考えられると言うこともあるが、それ以上に子どもを持とうとする人なら人間として考えてほしいことが網羅され考え抜かれている。例えば、産む前に胎児の異常がないかどうかを調べることについてどう考えるか、もし異常があったらどうするのかなど、この二人の考えが分り二人の人間理解が深いことにも驚かされた。お薦めの本だ。

 

結婚と子産み・子育てー 時期を失ってしまったなあ、残念だなあと、思うこのごろである。

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