<静かなる旅人> ファビエンヌ・ヴェルディエ作 野口 園子訳 青山社2010年発行
ファビエンヌ・ヴェルディエは、フランスの女性アーティスト(世界的画家で現在活躍中)
この本は、1983年から1993年までの、10年間の彼女の波瀾万丈の中国(重慶)留学滞在記です。 続きを読む
<静かなる旅人> ファビエンヌ・ヴェルディエ作 野口 園子訳 青山社2010年発行
ファビエンヌ・ヴェルディエは、フランスの女性アーティスト(世界的画家で現在活躍中)
この本は、1983年から1993年までの、10年間の彼女の波瀾万丈の中国(重慶)留学滞在記です。 続きを読む
すっかり蒸し暑い日が続いていますが、お元気ですか?お身体には、十分お気をつけてお過ごし
下さいね!
前回のエマ・トムプソンの<THE WINTER GUEST>のビデオの続きから入ります。
このビデオを観たのは、ほぼ1年前です。あれから彼女の作品は、10本位は観てきました
これらの中で<THE WINTER GUEST>以上に、私を感動させた映画は、残念ながら
ありませんでした。
エマ・トムプソンは、それぞれの役に成りきって頑張ってました。彼女の活躍が多岐に及んで
いるのも見てきました。TVのトークショウのおしゃべりにも興味ありますが、まだまだ追いつけ
ません。
さて観た中で2本ほど紹介しておきます。エマ・トムプソンに興味ある方は、参考にして下さい。
先ず、<BRIDESHEAD REVISITED>(情愛と友情)から。
このDVDは、2008年、イギリスで映画化され、日本では、未公開です。映画化される前に、
TVで放映されて好評だったそうです。(これは、今YOU TUBUで観ることができます。)
映画としては、映像が大変美しく英国宮殿さながらの大邸宅<ブライズヘッドキャッスル>と
その周辺の田園風景、オックスフォードのキャンバス描写、大邸宅の絵画、彫刻等の」芸術品の
数々など、観ていて美しさ満載です。優雅な水の都ヴェネチアへの旅行等もあったり、ゲイ貴族の優美で快活で多彩な生活振りが、垣間みれます。
ストリーは、オックスフォード大学生のセバスチャンと親友のチャールズそしてセバスチャンの妹の
ジュリアが絡んでいきます。この兄妹の厳格なクリスチャンの母役がエマ・トムプソンで、重厚に演じてます。母の存在は、この兄妹に大きく影響を与えていきます。
原作は、英国の作家イーブリン・ウオーによる小説です。(1945)この小説は、ローマ・カトリック教会の上流MARCHMAIN家の家族史の1部分で、ローマ・カトリック教が本のかなりのテーマになっているそうです。
タイム誌によって、20世紀の<100の最高の英語小説>に推薦されてます。ある程度の予備知識があったほうが、理解しやすいと思います。
DVDの人物像としては、、主役のチャールズが役不足。表情に乏しく何をやっていてもつまんなそう。魅力に欠けているので、存在感が薄かったです。相手役のセバスチャンは、、ゲイらしい雰囲気は、良くでてました。表情も豊かでした。ジュリア役もイマイチでした。
そこにいくとエマ・トムプソンの存在感は、オーラたっぷりで際立ってました。とは言え、エマ・トムプソンは、<THE WINTER GUEST>が一番素敵!と改めて思います。
では、なぜそう思うのか自問してみました。
例えば、近くの凍てついた海辺に二人で写真を取りに散歩に出かけるシーンがあります。
この時の母のガーンとした態度。自分の気持ちを娘にストレートに伝える姿。自分に心を
閉ざしていた娘に対して、思いっきり心を開いて訴える母の姿に、娘も、ついに自分の心境を吐き出します。ここで両者の大きな気持ちの交流が生まれたのでしょう。
母娘だからのギリギリのぶつかり合いとも言えます。そんな母・娘のスカットした強烈さが、私の弱っていた心に響いたのでしょうか?
この1年間、何度となく<THE WINTER GUEST>によって励まされてきました。
”癒やされる映画”って本当に素敵ですね!。あなたもどうぞ、いい映画を見つけてくださいね!
では、次回をお楽しみに!どうぞお元気で!
REMIN
始めてのブログです。
文章も、写真もほとんど自己流ですので、かなり緊張
してます。もう既に、れ組スタジオのスタッフの皆様に助けて
頂いてます。有難うございます。
さて、読者の皆様も叱咤激励のほどよろしくお願いいたします。
先ずは、何を書きましょうか?そうそう、図書館で見つけた
印象的だったビデオのお話をしましょうね! 続きを読む