<編集後記>
294号
○いよいよ紙の「れ組通信」最終版の編集後記を書く時が来た。いつも作業の最後に書く編集後記は、ほっとした心鏡で書いてきた。でも今回は複雑な気分。正直言って寂しい。今回は多くの方々にメッセージを書いていただき、本当に有難うございました。それぞれの方の熱い気持が伝わってきます。このエネルギーをこれからの新しい「れ組スタジオ・東京」の出発に向けましょう。
○昨年12月の衆院選の結果を見ても分かるように、保守が勢力を広げ、政治の状況は暗澹たる有様。7月の参院選までは様子を伺い、その結果で原発再稼働・国防軍の創設・憲法改悪を目論んでいるのは明らかだ。マスコミが権力に取り込まれている様は、情けない。このような時期だからこそ、わたしたちは、これまで創ってきたレズビアンのネットワークを大切に、年を重ねたオールド・レズビアンの声を発信していきたいです。
○これまでれ組スタジオを支えてくれた維持会員、購読者の皆さん、れ組通信を作ってきたスタッフの皆さん、校正やパソコン操作のあれこれを教えてくれた笑夢子さん、そして同じジョキのSOSHIRENやフィンレージの皆さん有難う!これからもよろしく。皆さん、今後はホームページをぜひ見てね。
(若林記)