イスラム国人質事件-後藤健二さん4か月前のインタビュー


何から書いていいかわかりませんが、今回の人質事件で湯川遥菜さんと後藤健二さんがイスラム国に命を奪われたことについて、落胆と深い悲しみを感じます。

安倍政権の対応については怒りしか覚えません。安倍首相はふたりの命を救うことよりも、自分の個人的な願望である日本の軍事化を進めることを優先させたこと、今後もその路線で行こうとしていることが見え見えです。しかも自分のせいで二人の命が犠牲になったのに、それを利用しようとしているのが許せません。


書きたいことはたくさんあるのですが、怒りで考えがまとまらないので、一昨日の夜ネットで見た後藤健二さんのインタビューをこのブログを読んでいる皆さんと共有したいと思います。

     ~大竹まことのゴールデンラジオ2014年9月24日~
         「後藤健二さん4か月前のインタビュー」

 

インタビューの中で後藤さんは、「安倍さんが空爆を支持すると演説すれば、日本も同盟国とみなされ、テロとか誘拐に気を付けないといけなくなる」と指摘していました。そして現実に、安倍首相の愚かで軽率な言動によりこの通りのことが起って、ほかならぬ後藤さんを巻き込んでしまいました。

インタビューはつぎの2つのサイトで紹介されています。

①麦は踏まれて強くなる  http://kingo2.blog.fc2.com/blog-entry-76.html
こちらでは記事の最後の方に、美輪明宏の名言「だから頭の悪い方に権力をもたせることの恐ろしさですね」があります。至言です

ウィンザー通信
http://blog.goo.ne.jp/mayumile/e/ffb8ca87d28b8e55e9bc642d0cd5df77#comment-list
こちらではインタビューの全文が文字起しされています。途切れて聞き取りにくい場合など、こちらもどうぞ。

インタビュ―を聞いての感想ですが、後藤さん誇りをもって取材の仕事をされていたと感じました。中東情勢、武装集団についてもかなり詳しく、湯川さんを助けられる自信があったのではないかと思いました。なので予測のつかないトラブルがどこかの時点であったのではないか。またインタビューでは触れていませんが、後藤さんがキリスト教信者だったことも湯川さんを助ける気持ちとして働いたのではないか。

た後藤さんが今回中東に行く前に自己責任と自分で言っていたことがメディアで取り上げられていますが、今回のインタビューでも取材活動をするときは自己責任ですと言っており、仕事をするときはいつでもその気持ちでやっていた。だから今回の旅に出る前に彼がこう言ったことも特別なことではないのではと思いました。

元気な時の後藤さんの声を聞きしみじみとした気持ちになりました。でもこれからは残った私たちに何が出来るか考え行動して行かなくてはと思いました。

今日はここまでです。

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