いよいよ2018年が明けて、今日はもう1月16日。このブログに最後に書いたのは、昨年の7月29日。なんと半年近く、更新していなかったことになる。夏の暑さ、日々の忙しさ等々で書こう!書こう!と思いつつ、秋が過ぎ、今は冬真っ盛りで寒い日が続いている。一日一日があっという間に過ぎていく。
昨年は、結構あちこちを旅行した。印象に残っているのは、函館。夏の終わり頃、友人の所で用事があり行ったのだが、久しぶりの北海道は、やはり、「広いなー」と思った。母が函館から少し離れた所の出身で、夏休みに子どもの頃東京から何度か遊びに行った。海(日本海)と川と山があって、自然が豊か。海産物(イカ・鮭・うに)やじゃがいも・まくわ瓜が美味しかった。今から15年くらい前父が亡くなる数年前に、母の郷里に両親と一緒に行ったのが最後だった。
今回帰京する日、天気も良かったし、時間がとれたので、函館駅まで市電(路面電車)で行った。港が駅のすぐそばにあり、青い海が目の前にあってとっても気持ちよかった。港に停泊している「摩周丸記念館」で、かっての青函連絡船を見学した。わたしが子どもの頃は、上野から青森まで汽車(東北本線)で行き、そこから青函連絡船で、海を渡り函館へ。函館からは又汽車に乗り、そこから更にバスに乗り継ぎやっと母の田舎にたどりついたのだった。二日がかりの大旅行だった。青函連絡船は、とってもなつかしい。今は、青函トンネルができ、又飛行機でも行けるが、昔は、北海道は遠かった!!
それと、11月中旬に大阪・豊中での「2017シニア女性映画祭」にも行ったが、とっても良かった。この映画祭では、毎年シニアの女性監督作品、シニア女性が描かれた素晴らしい作品を上映している。今回上映された作品の中、ドキュメンタリー映画「日常対話」(ホアン・フェイチェン監督 台湾 2016年)が、いろいろなことを考えさせるスゴイ映画だった。監督(娘)と母親との対話が描かれているのだが、セクシュアリティ・DV・性暴力など、社会の中にあるタブーとされていることをあえて取り上げた監督と被写体であることを了解した監督のお母さんの勇気は素晴らしいと思った。一人でも多くの人たちにこの作品を見てほしい。(その2につづく)