ザック・ジャパン、負けちゃいました、ギリシャ戦引き分けですが、ほとんど今回のワールドカップでは「神風(奇跡)」(神風って根拠のない幻想という意味で使っているので誤解のないよう)でも吹かない限りグループ・リーグ敗退。
その現実と期待感のずれは大きい。TVではサポーターを報じる。「私は仕事を辞めて行きます」(女子2人)の意気込みが期待感の大きさを示している。
私が面白いと思ったコメント。
セルジオ・越後氏 「これが実力だ。結果は驚きでもなんでもない。今大会の他の試合を見れば一目瞭然だ。日本はどの国よりも未熟で、どの国よりも走ってないし、迫力がない。にも関わらず一番期待されている国だ。海外ブランドが喧伝され、選手たちは大スターのように扱われてきた。ヌルイ親善試合と、本当のことを言おうとしないメディア。強化よりも興行に気を気を取られてきた結果自分たちの実力が実態以上に大きく見えるようになってしまった。しかし、現実は隠せないということだ。」
こういう辛口コメントはなかなか他には見られない。現実を直視することができない体質が日本文化にはあるということだ。
後、残るはコロンビア戦。勝ってほしいけど、特攻隊のように爆死、自滅しないでほしい。冷静に抜け目なく現実を直視した上で戦略を練ってほしい。負けてもいいから、このゲームに勝つためには何が必要なのかを冷静に見極めたならいつかきっと勝てる日が来る。(順番みたいに)と祈ってます。