今年の夏、面白いことがあった。あれは、6月頃だったか、ベランダの如雨露(じょうろ)から植え木鉢に水をかけていたら、如雨露のそこに玄米が二粒沈んでいた。水は、その前々日位に玄米を炊いた時のとぎ汁で、間違って玄米がそこにまぎれこんだらしい。水に二日間つかっていた玄米を見て、「よし、これで米を栽培してみよう!!」と思い立った。
以前自然食品のお店をやっていた時に、野菜を仕入れていた農家(東京近郊)からバケツ稲をもらい育てたことがある。お店の前において、水をきらさないようにしていたら、何と秋には稲穂が実り、収穫したのだった。量は少なかったが、ああ、こうやって米が出来るのだと都会育ちのわたしは感慨深かった。
そして今回はたった二粒の玄米。プラスティックの入れ物の底に土を入れ、芽が出た玄米をそっと植えた。水をきらさないこと、これさえ注意していれば、きっと米ができると思っていたら、何と9月の末に二枝の稲穂を収穫したのであった。
それからもう一つ。昨年の夏頃だったか。生協から買った、国産のグリーンレモンの種を捨てるのが惜しく、プランターの土に埋めてみた。そうしたら、見事芽が出て、少しずつ成長し、冬の寒さを乗り越え、一年後の今は、58センチまで伸びた。緑の葉は、しっかりして、木になりそう。残念ながら、花はまだ咲いていないので、実はなっていない。
庭がなくても、ベランダのプランターで稲やレモンの木が育つのを実感、面白かったです。
そしてもう一つ。昨年夏植えたピンクの日々草の種が自然にこぼれ、夏前にプランターに芽がでたので、これを育てたら、ピンクの花を咲かせてくれました。スゴイ!!
稲が育ったとのこと、オメデトウ!! 稲も種から育つんですね。私は田舎生まれですが、稲は苗を植え替える田植えしか知らないので初耳です。かぼちゃの種を食料コンポストに入れて一年後、肥料に使ったら芽が出てきたこともあるので、種は生命力を持っているんですね。ベランダでも鉢で植物を育てるのは楽しいですね。私は12年、庭が大きな家に住んでいて(三百坪)野菜作りや園芸に一生懸命だったけど、昨年引っ越して、今は55歳以上の人たちが住むリタイアメント・コミュニティなので、隣の家々が接近していて、周りは環境問題に無関心の人が圧倒的で有機の野菜を育てるのは不可能なので野菜作りは諦めました。でもトマトだけは鉢で育てていますが。庭が狭くなった分、以前より室内プラント、鉢植えのプラント、花を楽しんでいます。庭仕事が楽になって、他のことに時間を使えるのも嬉しいです。
コメントを有難う。今年の夏は8月半ば頃までとても暑かったので、稲が育ったのだと思います。稲穂は、ほんの少しですが、うれしかったです。スノーベリーさんも、鉢植えのプラントや花を楽しんでいるのですね。