★春はそこまで来ている コロナ下の生活
若林苗子
2020年1月頃から始まった新型コロナウィルスの感染、いまだ終息せず、今は2022年2月下旬。早いもので、もう2年が過ぎた。こんなに長く続くとは思わなかった。現在のオミクロン株は感染力が強く、全国で自宅療養している人の数はなんと約57万人(2月18日)という。病床数が足りなくて、コロナ以外の人が急病になっても緊急入院できず、亡くなるケースもあるとのこと。大変な状況だ。
現在、わたしは外出する時には、必ずマスクをし、なるべく人が沢山いるところには行かない、外食はしない、会食はしないようにしている。友人達と会って飲食できないのはつらい。生協に入っており、宅配を受けているので、食品などは大方間に合うが、それでもたまにはスーパーマーケットに行き、買い物をするのが気分転換になる。友人と近くの公園でマスクをして話したり、散歩したり、自転車を走らせることも、ストレスの発散になっている。
コロナ下で変わったこと。オンライン・ミーティングが増えたこと。自分が入っているグループのオンライン・ミーティングだけでなく、様々なテーマのオンライン・ミーティングが開催されていて興味深い。長時間だと目が疲れるが、遠距離に住むメンバーたちとも画面上で話せるのは重宝だ。
コロナ感染にも波があり、昨年12月頃、感染者数が少なくなった時、前から聞きたかったフジコ・ヘミングさんのピアノ・コンサートに行った。フジコさん89才。約20年前から彼女のCDをよく聞いてきたので、実際生の演奏が聞けて、感激だった。やさしくてこころに沁みる演奏、気持ちがいい。ユーチューブで彼女の演奏がアップされているのもうれしい。
フジコ・ヘミング 愛の夢
旅行ができないこと。これはつらい。コロナが終息したら、したいことの一つは旅行だ。自由に行きたいところに行きたい。れ組スタジオ・東京のオープンな交流会も2020年2月以来お休みしている。早く再開して、皆と会いたい。
最近子どもへの虐待事件が次から次へと報道されていて、胸が痛い。ウクライナやロシアの情勢も気になる。武力を使った侵略は止めてほしい。戦争になって欲しくない。ウクライナやロシアの女たち、性的少数者たちはどんな思いで過ごしているのだろう。
朝晩はまだ寒いけれど、昼間の日射しは暖かくなった。天気予報では、2月25日頃から気温が上がるらしい。そうしたら花粉症が始まるなあ。梅は咲き出し、春はそこまで来ている。
オンライン・ミーティングはコロナ下で、画期的なことだったと思います。
私はシアトルに住んでいる時もれ組ミーティングに参加できました。日本に帰ってからは、アメリカで長年参加していたフォークソングを歌う歌のキャンプにも、日本から参加することができました。醍醐味はIn personのキャンプとは全然違いましたが。でも懐かしい人たちをスクリーンで見ることができてよかったです。毎年2月末にWintergrassというブルーグラス・フェスティバルがシアトル近郊のBellevueと言う都市の一流級のホテルであります。私の友達がこのフェスティバルの大ファンで彼女は毎年行っていて、それもパスを買って毎日行く程熱心な人です。
私も彼女と数回は行ったことがあります。今年はコロナのためHybridで、人数制限の観客を入れ、4つ同時進行のStageの一つはオンラインで見れるとのこと。それで私もチケットを買って、明日から三日間忙しくなりそうです。