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20年10月22日

★コロナの日々

いなほ

今年の1月末、久し振りに高校時代の友人と会い、喫茶店で話した。その頃にはすでに、横浜港に停泊していた大型クルーズ船での新型コロナウィルスの感染者が増えていること、中国武漢の様子などが大きく報道されていた。「高齢者、呼吸器系の病気を持っている人は、重症化しやすい」と報道されていたから、その両方に該当するわたし(72才、気管支が弱い)の警戒警報が一気に高まった。喫茶店で友人と話していた時に、当然ながらコロナのことが話題になり、近くの席でせき込む人がいると気になったことを覚えている。   それから国内での感染者数が増え、緊張が高まっていった。わたしは2月の中旬から6月上旬までの約4か月、電車やバスなどの公共交通機関には乗らず、移動は自転車だった。住んでいる地域と近辺を移動はしたが、遠出は我慢した。6月以降は、必要な時には電車に乗り外出することもあるが、以前に比べれば少ない。   新型コロナ感染を防ぐための、「人が密になることは避ける、自由に移動ができない、人と会えない、友人と気軽に飲食できない、集会・デモができない等々」、これはつらい。これまで経験したことのない制約の多い日々でストレスがたまった。文庫本を持ってぶらっと喫茶店に入るということが出来なくなった。幸いわたしの家の近くに大きな公園があるので、公園を歩くことが増えた。今ではコロナ以前より沢山の人が公園に来て、歩いたり、ランニングをしたり、子どもたちが遊んでいる。ズーム・スカイプ等のオンライン・ミーティングが増え、便利なのだが、目が疲れる。早く相対したミーティングをしたいし、友達と気軽におしゃべりをしながら、食事をしたい。   一時、コロナ感染者数が、少なくなったかに見えたが、東京では、今(10月22日)も減っていない。日本の場合、厚労省がPCR検査を積極的に行わない施策をとってきたが、おかしいと思う。PCR検査を無料で希望者には積極的にやって欲しい。新型コロナは、無症状の感染者が多いと言われている。日本の感染者数が欧米などに比べて少ないように見えるが、PCR検査の検査数の少なさも関係していると思う。小池都知事は、それまでは何も言わなかったのに、3月24日、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まったら、すぐに東京の感染者数が多いことなどを記者会見で発表した。おかしい!!と思った。感染者数の発表が操作されていると思った。正確な情報を出して欲しい。   新型コロナのことでわたしたちは、今迄体験しなかったことを体験している。それも一地域だけでなく、世界中に感染が広がり、人々が制約のある生活を送っている。正直ストレスがたまるが、地球の気候危機と同じく、人類が環境破壊を繰り返してきたことと関係あるのかもしれない。新型コロナウィルスを単に敵視しても問題の解決にはならないと思う。

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