「れ組スタジオ・東京30周年イベントを終えて」 その①
★れ組スタジオ・東京30周年(2017年6月18日)を終え、スタッフが感想を書きました。
「れスタ30周年記念イベントの感想」
笑夢子
6月半ばの日曜日、れ組スタジオは「れ組スタジオ30周年記念イベント」を開催しました。スタッフの一人として参加したので以下に感想を書きます。
<会場他について>
*会場―武蔵野プレイス。最寄り駅:JR中央線武蔵境。超駅近でモダンデザインのとてもきれいな会場。使った部屋は最大100人収容とのことで広く、外に面した二面が総ガラス張りで明るく、よい会場でした。
*参加者数―30人ちょっとでした。プログラムの中で参加者の方々に一人一人話してもらいましたが、こうしたアットホームな感じで話すのにはちょうどよい人数です。
*お天気―くもりでしたが、日中は雨降らず暑すぎずもせず、快適。
<プログラム>
*映画「レズビアーナ―もう一つの革命」、カナダのアーチスト女性が監督。上映60分程度。アメリカやカナダのレズビアン・フェミニストたちに1970年から1995年頃を振り返り、語ってもらったもの。事前の試写のときは難しい印象で、30周年イベントで上映しても受けるか不安でした。当日再度見て印象が変わり、とても素晴らしい映画だと思いました。何がどうなのかはうまく言えませんが、レズビアンの連帯の素晴らしさ、力強さを感じました。見終わって、登場するレズビアンたちから力や勇気をもらったような感じがして、感動したことはまちがいありません。
*映画の感想や30周年について参加者に話をしてもらう時間
準備の時は、具体的にこの時間をどう進めていくのか決めかね、不安なままこのときを迎えましたが、実際にスタートするとその不安が覆えされ、全員の方が感想やれスタへの自分の思いを語ってくれました。一人一人にマイクを回したのがよく、また参加者数もこの形式の語り合いには多すぎず、少なすぎずで、うまく行ってほっとしました。
*歌の演奏―演奏してくれたMさん、Kさんありがとうございました。演奏者の方も久しぶりの演奏で緊張したとのことでしたが、場の一体感を盛り上げるのには演奏プログラムはよいと思います。記念イベントにふさわしいプログラムでした。
<反省点>
準備する項目の中に入れるのを忘れたのが、参加者に対し当日プログラムを用意できなかったことです。受付のとき参加者に配布するよう事前に作っておくか、或いは会場に掲示するようにすべきでした。当日気がついた時点で、ホワイトボードに記入して全員の目に触れられるようにできればよかったです。
・最後にー
何よりれ組スタジオが無事30周年を迎えられてうれしいです。
また、みながそれぞれベストを尽くし、協力してイベントを実現させることができたのはよかった。計画中はなかなか煮詰まらずどうなることかと思った部分もありましたが、何十年振りかで顔を合わせた参加者の方もいて懐かしく、30周年イベントをやってよかったと思いました。スタッフのみなさんお疲れさま。参加してくださったみなさんどうもありがとうございました。
「れ組 30周年に参加して」
ゆみ
30周年に参加出来て光栄でした。
この間にLGBTという言葉もSOGIという言葉もでき時代の流れを感じるこの頃です。アジアで台湾の同性婚が可能になりました。全ての人に優しい社会になってほしいです。それがセクシャルマイノリティーに優しい社会につながるのだろうと思っています。そして最後にそういう”場”を長年に渡って提供していただきありがとうございました。
映画「レズビアーナ―もう一つの革命」の感想。
RIN
この映画を見たのは、二回目でしたが、今回は大画面で、お仲間の皆様と鑑賞できたことは、大変貴重な体験でした。ドキュメンタリーですので、登場人物のしゃべっていることがまるまる理解は、出来ませんでしたが、映像の迫力が、イメージとして、強く印象に残っています。制作した方達は、自分達のライフをしっかり再現してくれていたと思います。素敵な女達がイッパイでした。
皆さんの語っているひとつひとつのセリフが良かったと言えるほど理解出来ていませんが、同時代の北米のフェミニスト・レズビアン・セパレティストの人達が考えていたことが、少しでも垣間見られただけでも、感動しました。
一回では何とも言えませんが、信じている道に向かって歩んでいった女達の姿を映像として、見られたことが、実感できました。自分の生活とは比べられないのですが、同時代に私達も、日本の♀♀(レズビアン)として、30年間も頑張ってこれたことに「誇り」が持てました。関係者の皆様に深く感謝しています。
コメントを残す