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13年12月25日

今年を振り返って

ねこはしる

早いもので、冬が嫌だ、早く夏にならないかなあと思っていたら、その夏も通り越してまた寒い冬になってしまっている。若い時は少しもいやでなかったのに、血圧が上がり始めてからだ、冬の寒さが応えるのだ。今年はどんな年だったか?ときかれても特別これだと思うことはないが、今までと少し違ったことを上げろと言われたら、緩やかなネットワークづくりを意識的にやったことかなと思う。

 

前半は、福島原発告訴団の告訴人になり、知り合いに声をかけ続け、短い期間だったが30人ほど告訴人になってもらった。この告訴人になるには、陳述書なるものを書いてもらわなくてはならないので、告訴とはどういうものなのかを始めとして、福島原発の不条理(・どうして東京電力の責任において除染は行われないのか。・どうしてspeedy《緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム》の情報を隠した人が何の責任も問われないか・どうして原発の再稼働は安全性を軽視してきた同じ役人が判断する立場にいまだにいるのか・いまだに15万人とも言われる避難民がいる中で東電は黒字を出し幹部にはボーナスが出るのか)などなどまだまだあるが考え勉強した。この陳述書は福島原発告訴団編『これでも罪は問えないのですか!』(800円)で読める。ぜひ読んで欲しい。

 

後半はなんと言って、秘密が秘密の「秘密保護法」。どう考えても納得がいかない。何とかうねりを起こしたい。そこで告訴団や脱原発でつながりができた仲間に、軒並みメールを送ることにした。集会の案内と一緒に参加しようとのメッセージと集合時間と待ち合わせ場所を書いて。都心からやや離れて住んでいるので、それまでなかなか一人で参加するのを億劫がっていた人が、待っていました!という感じで、ある時は友だちを誘い、ある時は、次はいつあるのかと催促するような形で参加してきた。現在毎回20名にメールを送っている。「秘密保護法」が通った翌日、武器輸出自由化!?なる法案が通った。この国のスピードは速い。あれよ、あれよという間に、戦争の足音が聞こえて来る。

 

今回インターネットで仲間を募って感じたのは、その威力の強さと速さだ。直接声を聞かないことで用事があれば、断りやすくもある。より多くの、より理解できる相手に短時間で繋がる(新しいネットワーク)ことができることだ。 来年もきっと、このひどさは続くに違いない。このネットワークをできるだけ広げて少しでも行動が起こせたらいいなと思っている。

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